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官能小説もどき

フルタイムで働きながら官能小説家としてデビューも狙っているかみやなぎです。ひとまずの目標は毎日更新です。

「初めては先生と」3

 (・・・ぺチャ、クチュ、ぺチャ、・・・・)

 (・・・あ、ああん・・・や、嫌・・・あ・・ダメ・・・あん・・)

 
 和明は真理子の脚をさすりながら、再生を続ける。真理子は和明の手を払いのけることもできない。身体が金縛りにあったように動かない。ボイスレコーダーと思われる機械から発せられる声は紛れもなく真理子自身の声だったからだ。

 (・・・真理子先生のここ、すごい・・・ヒクヒクしてるよ・・・クチュ、クチュ・・・)

 トオルの声も・・・

 何を話せばいいのか、トオルの父親の和明はどうしたいのか・・・何も考えられないまま真理子は水音と切なげな女の声を聞いていた。

 「・・・最近、どうもトオルとあなたがいる時に部屋から妙な音が聞こえるのでね・・・。盗聴させてもらったんですよ」

 脚を触っていた手がスカートの中に入ってきた。

 「・・・あ、あ、止めてください・・・」

 この時になってようやく和明の手を真理子は両手で押さえたが、その力は弱々しいものだった。


 (・・・穴の中からいっぱい何かでてくるし・・・)

 「穴っていうのはここのことかな?」

 和明は真理子の閉じていた脚に無理やり手を入れ、下着の上から陰部を押してきた。

 「ああん!あ、やめてください!」

 トオルに舐められて敏感になっている場所が一気に硬く充血してきた。

 「やめてください?真理子先生、そんなこと言える立場?教え子を誘惑して、どの面でそんなセリフが言えるんですか?・・・ほら、トオルに舐められて中途半端だったんでしょ?」

 ショーツの脇から指を入れられ敏感なところを押さえられる。

 「あああ!あ、ダメです!嫌!」

 両手で抵抗するも男の力には敵わない。トオルの唾液と真理子の愛液で湿っていた秘部は和明の指をくわえ込んでしまっていた。

 「・・・あ・・・やめて・・・おとうさん・・・」

 ボイスレコーダーからではない湿った水音が真理子の股から聞こえてきた。

 ぐちゅ・・・クチュ・・・

 「トオルも悪いやつだなあ。ちゃんと逝かせてないで・・・ほら、こんなに求めてるのに・・・」


 和明は膣の中を激しくかきまぜた。ぐちゃぐちゅぐちゅぐちゃ・・・

 
 「・・・あ・・あん・・あ・・ご、ごめんなさい・・・もう、トオルくんの・・家庭教師は・・あん!・・あ、や、やめますから・・・ああ・・許してくださ・・・い・・」

 頬に涙が伝わる。なんて馬鹿なことをしたんだろう・・・あんな取引でヤル気をださせるなんて・・・もう、止めよう・・・

 と真理子が泣いていると

 「いえ、真理子先生にはこのままトオルの家庭教師を続けてもらいますよ。成績も上がってきてますからね。色仕掛けでトオルを合格させてやってください。」

 意外な答えで驚いて和明の顔を見た。

 「・・・ただ、息子とどんなことをしたのか私に報告してもらいますよ。詳しくね・・・」

 そういうと和明はずるっと指を抜いて、真理子の目の前にかざした。自分自身の匂いがして、思わず顔を背けてしまう。

 「あ~あ、こんなにべちょべちょですよ。これですか?トオルがおいしいって言っていたのは?私も味見してみようか・・・」

 見せ付けるように和明は指についた真理子の愛液を舐めていく。味わうように。

 「う~ん、そんなに美味しいものではないですね・・・やはり直接舐めないとだめなのかな?」

 いきなり助手席のリクライニングを倒され、真理子はほぼ仰向けに寝るような格好になった。

 「あ!嫌!やめて!」

 抵抗する真理子に和明は覆いかぶさり、耳元で囁く。

 「ダメですよ。真理子先生・・・抵抗したらこのボイスレコーダーをもって、あなたの大学に抗議に行きますよ・・・息子をたぶらかした淫乱女子大学生だって・・・」

 真理子は大学の学生課からこのバイトを紹介してもらったのである。そんなことを言われたらもう大学にはいられないだろう。そのことを考えると、力が抜けるような絶望感がじわじわと身体に広がってきた。

 ぐす・・・すん・・う、ううう・・・

 真理子の嗚咽が車内に響く。

 「あらら・・・泣かなくてもいいのに。私の言うことを聞けば先生はこのまま家庭教師を続けてバイト代ももらえる。大学にも通える。トオルは合格できる。いいことづくめじゃないですか?・・・それに・・・」

 和明の手がショーツにかかる。

 「トオルじゃ味わえない感覚を父親の私なら味あわせてあげられますよ・・・」

 ゆっくりと下着がおろされていった・・・



 
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