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官能小説もどき

フルタイムで働きながら官能小説家としてデビューも狙っているかみやなぎです。ひとまずの目標は毎日更新です。

「陵辱マンション① 皆川雛子の不満」

新しい住まいは、私が18歳まで過ごした街の近くのマンションでした。高校を卒業し、地方の大学に行き、そのままその地で就職しました。夫とは職場結婚です。25歳で結婚し、しばらくはそのまま私も働いていましたが、夫の転勤でこの土地に帰ってきました。この引越しを機会にそろそろ子供が欲しくなり、私は仕事をやめ専業主婦になりました。

 夫は「雛子の地元なんだから、昔の友達に会って、遊んでおいでよ」といってくれますが、私の中学高校と女子高だったため、女性の友人しかおらず、また女性は私がそうであったように、夫の仕事関係で地元を離れることが多いので、近くにいる友人はいませんでした。

 でも、一人の時間は好きでしたし、朝、夫を送り出し、日中は家事をして、夜は夫の好きな食事を作り、帰りを待つ、という生活を楽しんでいました。仕事をやめた理由の子供については、夫の環境が変わったせいか、なかなか子供ができる行為自体ができなくなり、その点については私は一人悶々と悩んでいました。

 こちらに引っ越してから半年ほどたったある日、空室だったお隣に越してきたご夫婦がいました。

 「初めまして、隣に引っ越してきた前田といいます」

 挨拶にきたのは女性だけでした。ショートカットの可愛らしい感じの方です。私よりも年下かな?と感じました。前田さんの話によると、結婚して3ヶ月の新婚さんだそうです。
ご主人は仕事が忙しく、引越しも奥さん一人ですましたようでした。

 「共働きなので日中留守のことが多いんですが、よろしくお願いします」

 と挨拶をして前田さんは帰っていきました。


 夜、帰ってきた夫の圭祐さんに伝えると、

 「へえ~、新婚さんか~、夜の声、聞こえるかな?」とエッチなことを言っていました。人の喘ぎ声を聞くのなら、私を喘がしてほしいと思ってしまいました。そんなことを言っていても圭祐さんは疲れているのか、ベッドに入るとすぐに寝息をたててしまいます。

 私が30歳だからそろそろ子供を・・・って話し合ったのにその行為すらしない夫に少し不満がありました。今日は排卵日の近くなのに・・・したかったな・・・

 いえ、子供が欲しい以前に私の身体がもっと快楽を求めるようになっていたのも事実でした。

 もっと激しく求めてもらいたいのです。若い頃に付き合っていた男性はまさに雄のように私を求め、いやらしいことも要求する人でした。まだ身体が慣れていない私はその要求が苦痛で別れたのですが、今はそんな刺激を欲しているのです。なかなか上手くいかないものです。でも、だからといって簡単に夫以外に関係を持つなんてことは考えられず、いつも一人で慰めていました。
 慰めるのはいつも指。ネットでおもちゃを見るたびに買いたい、買って圭祐さんのモノだと思ってこの劣情をなだめたい・・・と思いますが、恥ずかしくて買えませんでした。
おもちゃで慰められるのいうことも悲しいと思ったからです。なので一人のときは指でクリトリスを撫でるだけでした。クリ逝きというのでしょうか?挿入なしで身体の火照りを押さえてましたが、やはり物足りませんでした。


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やっぱり人妻モノで今回も書いてみます。
可愛い人妻がすきなんですよ♪
雛子ちゃんをどうやっていじめて、感じさせようか、
考えると楽しいですね。

今回もよろしくお願いします。 

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「陵辱マンション2 再会」

 一人で慰める時は、いつも胸から触りました。あまり大きくない乳房はそんなに感じません。主に乳首を指先で弄ります。そうすると身体の奥のほうが火照るような、きゅうっと締まるような感覚になります。奥が締まってくるのはきっと中に硬くて太いものを入れたがっているのでしょうか・・・乳首をさわりながら、下着の中に手を入れると、膣の入口までぬるぬるした液が出てきています。私はソレを指先につけ、すでに少し姿を現しているクリトリスを撫で付けます。私のクリトリスは夫曰く、触りやすい大きさなのだそうです。小指の指先の半分ぐらいです。それが大きいのか、小さいのか他の方と比べたことがないのでわかりませんが。

 「あ・・・、ああ・・・」

 恥ずかしいのですが、一人だけなのに思わず声が出てしまうのです。指先で一撫でするごとに膣が締まり、それが刺激でますますクリトリスが敏感になっていきます。膣はひくひくと収縮を繰り返し、何かを求めているのですが、私にはこの細い指しか持っていないのです・・・

 入れて・・・入れて・・・奥まで・・・

 クリトリスが大きくなり、指で押さえつけると、激しく大きく奥が締まります。

 もっと・・・もっと・・・

 乳首を捻り上げ、クリトリスを強く押さえると、熱い衝動が下腹部に走り、私は達するのでした。でも、中はいつも空虚なのです・・・

 肌を触れ合わせ、お互いの体温を感じたい・・・中を埋めて欲しい・・・激しくかき混ぜて・・・

 一人でした後はいつも虚しく寂しい気持ちになりました。でも、それはないものねだり・・・求めてはいけないと。

 彼に会うまでは・・・
 


 お隣に前田さん夫婦が越してから1週間ぐらい経った火曜の朝でした。夫は毎朝7時半に家を出ます。玄関で見送ってから食器を片付け、可燃ごみの日なのでゴミ袋を1階まで持っていかなければなりません。共働きのご夫婦ならご主人が持っていかれるところも多いのでしょうが、私は今は専業主婦なので私がゴミだしをしていました。
 ホールでボタンを押し、エレベーターが来るのを待っていると隣にスーツ姿の男性が立ちました。結婚していておかしいですが、女子高そだちのせいか、男性と2人きりになると妙に緊張してしまうんです。このときも少し警戒していました。お互いに挨拶もしないで、エレベーターが来るのを待ってました。やっと上に上がっていたエレベーターに私が先に乗って、男性が後から乗りました。このとき初めてお互いの顔を見て会釈したのです。
そのとき、男性が「あ・・・」と呟きました。その声に聞き覚えがあり、私はもう一度その男性の顔を見ました。

 「・・・雛?雛子だよね?」

 驚きました。目の前のスーツを着た男性は私が高校生のときに付き合っていた人だったのです。


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3連休いかがでしたか?
私は仕事でしたよ~
更新遅れて申し訳ないです。
1人称はあまり慣れていないのでどう書いたらいいか悩んでしまって・・・

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「陵辱マンション3 初めての人」



 「達也?」

 10年ぶりの再会でした。服装や髪型は会社員のものでしたが、顔立ちや体つきはあの高校生の時と同じでした。


 「雛~!久しぶり。なんでここにいるの?」

 達也は首をすこし傾けるようなしぐさをしました。その姿をみて私は一気に彼とのことを思い出してしまいました。

 「・・・あ、私、ここに住んでるの。達也は、どうしてここに?」

 どうみても今から出勤するサラリーマンの姿です。

 「俺もここに住んでんの、1週間前から。奇遇だね~。あ、もしかして皆川雛子って雛のことだったのか?」

 もちろん彼は私が結婚したことなど知らないでしょう。高校2年生の時から2年と少し付き合って、別れてからは連絡をとっていなかったからです。

 「結婚して皆川になったの。達也くん、もしかして前田さんの・・・」

 チン。

 乾いた音がして1階にエレベーターが着きました。

 「あ、ごめん。今日は急いでいるから。また、ゆっくり話そうぜ。お隣さんだしな」

 そういうと彼はにやっと笑い、早足で駅に向かって歩いていきました。エレベーターホールに一人残された私は、ゴミ袋を片手に持ったまま頭は高校時代の記憶を思い出していました。付き合っていた期間は2年足らずでしたが、その間に私は彼に「女」にされていました。それが今感じている「渇望感」に繋がっているのです。

 部屋に戻った私はソファに横になり、達也とのことを考えていました。知り合ったのは友人の紹介でした。女子高でもクラスに何人かは他の学校の男子の知り合いがいるもので、数人が集まってみんなで出かけたのが最初だったと思います。その中にいた達也が私に連絡をとってきて付き合いが始まったという高校生らしい出会いでした。

 デートを重ね、キスをし、セックスをするまでに時間はかかりませんでした。達也は初めてではありませんでしたが、私は全てが達也が初めての人でした。

 初めてのデート、初めてのキス、初めてのセックス。そして最初の絶頂・・・

 あの時のことはまだ身体が覚えています。上に乗っている達也が私の中を一突きするごとに今までとはちがう感覚が身体の中から湧き上がってきました。寒い冬だったのにお互いの身体は火照っていて汗をかいていたのを思い出します。熱いものが出てきそうで思わず

 「あ!だめ!おかしくなる!」

と叫んでいました。

 それでも達也の動きは止まりません。私は恐ろしくなってきました。

 「だめ!怖い!止めて!」

 達也は私の上に覆いかぶさって、耳元で囁きました。

 「・・・大丈夫。雛・・・ちゃんと抱きしめてるから、大丈夫だよ・・・」

 その言葉を聞いたとたん、私の中が弾けました。繋がっているところから身体全体に感じたことのない衝動が駆け巡りました。

 「ああ!達也!達也・・・」

 彼の名前を呼びながら私は初めて「逝く」ということを経験したのです。

 「・・・雛・・・雛・・・ああ・・・俺も・・・」

 達也の身体がこわばり、中で出されていくのを感じながら、私は身体も心も彼と一つになれたような気がしました。





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「陵辱マンション4 疼き、そして不安」

彼と別れてからもう10年も経っているのに、私の身体はまだあの経験を覚えていました。

 強弱をつけた愛撫。囁く言葉。強烈な絶頂。

 あの時の私は彼の言いなりでした。耳元で囁かれると、身体がしびれ断れなくなってしまうのです。求められるままにいろんなプレイをしました。思い出すと、もう、皮膚の感度があがり、中から滑らかな体液が溢れてきます・・・

 あ・・・もう、こんなに・・・

 そっと下着に手を入れると、布地と性器の間にはヌルヌルとしたものがありました。

 (雛はエッチだなあ。ほら、もうこんなに濡れてるよ。)

 ある時はお互いの部屋で。ある時は夜の公園で。耳たぶを舐めながら、激しく後ろから突くのが達也の好きな体位でした。私はいつも声が出ないように耐えて、そして耐えれば耐えるほど快感が深まっていくのがわかりました。

 (雛の中・・・ぐちょぐちょだね。もっと欲しい?欲しかったら言わないと。)

 部屋でも外でも、彼は私を焦らしました。挿入はしないで私の股に射精して、そのままオナニーを強要させることもありました。

 (ほら、もっと脚開けて。そう、指にからめて・・・ああ、クリちゃんがむけてきたよ。穴も早く入れて欲しそうだね。)

 くちゅ・・・ぬちゃ・・・

 達也の要求はだんだんエスカレートしてきましたが、それでも私は彼のその要求に応えたいとその時は思ってのです。

 (今日はこれ入れたまま、映画にいこう。大丈夫、静かな時はスイッチ入れないから)

 ローターを入れたまま一日過ごしたこともあります。まるでお漏らしをしたように愛液が溢れ、映画館のシートを濡らしてしまったことを思い出しました。

 しかし、その程度の要求はまだ優しいほうでした。彼は彼以外の男性に私が抱かれるところを見たい、と言い出したのです。さすがにそれは即座に断りました。ちょうどその時期に大学入学のため、地元を離れることになり、彼に別れをつげました。付き合っていくことが怖くなってきたのです。

 彼と別れ、あの時のことは思い出さないように、忘れたふりをして過ごしてきました。身体も心もまだ達也を思っていましたが、その気持ちを無理やり押さえ込み今まで過ごしてきたのに・・・

 どうして、今になって・・・

 しかし、もう2人ともあの時のように幼くはありません。お互いに結婚もしています。なにも間違いはないでしょう。おそらく・・・でも、でも・・・

 疼いた身体を慰めるため、指を愛液溢れる中に沈みこませました。頭のなかは達也の愛撫を思い出してしまいます。達也は激しい愛撫もしましたが、触れるか触れないかのタッチで体中を撫でまわすような愛撫もしました。それをされると皮膚感覚が敏感になりすぎて、触られるという期待感だけで逝ってしまいそうになりました。そして、私が我慢できなくなるころに、逞しいペニスを入れてくれたのです。

 ああ・・・達也のが・・欲しい・・・

 そう思いながら、指は敏感なところを撫で上げ、私は軽い絶頂に逝くのでした。


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「陵辱マンション5 二人きり」

 昔の恋人が隣に引っ越してきたことは、結局夫の圭祐さんには言いませんでした。わざわざ伝えて彼に心配をかけたくなかったからですが、もしかしたら、達也となにかあることを期待していたのかもしれません。

 相変わらず圭祐さんは仕事が忙しいようで、なかなか夜の時間を持つことはできていませんでした。

 達也と再会してから1週間後の火曜日。いつもと同じように夫を送り出し、ゴミを出すために1階に下りました。先週の火曜日はこのエレベーターの中で10年ぶりの再会をしましたが、あれから達也とは会えていませんでした。残念なような、でもそれでいいような・・・

 お互いに結婚してるんだから、そんなドラマみたいな展開はないでしょうね・・・きっと一人で暇だから余計なことかんがえるんだわ。

 その時1階のホールにヨガ教室の生徒募集のポスターが目に止まりました。あまり人と関わるのは得意ではありませんが、引っ越して半年経って、家に閉じこもってばかりもよくないな、こういうのにも行ってみたほうがいいのかなあ、なんて思いながら眺めていました。

 「なに?ヨガするの?」

 後ろから声をかけられました。達也でした。今日はスーツではなく、上下スエットを着ていました。

 「・・・達也。今日はお仕事じゃないの?」

 見ると手には大きなゴミ袋を提げています。あの可愛い奥さんは夫にゴミだしをさせているのでしょうか。

 「ああ、基本平日休みなんでね。雛もヨガ興味あるんだ~。アラサー女性はヨガ好きなの?」
 
 「う・・・ん、好きって訳じゃないけど・・・。私、今専業主婦で、一人で家にいるのもどうかなあって・・・」

 二人でゴミを出して、エレベーターに乗りました。8階のボタンを押します。

 「雛、今仕事してないんだ?意外だな~。えらい大学いったからバリバリ仕事してるって思ってたよ。旦那さんが止めろって?」

 エレベーターで二人きり・・・変な雰囲気になるかと警戒しましたが、月日は若かった時間をすべて思い出に変えるようです。会話そのものは日常のもので少し安心しました。

 「・・・夫の転勤で、今まで勤めていたところを辞めたの。これを機会に子供も考えたかったから・・・」

 「あ~、まだ子供いないんだ。じゃあ、欲しいよね。」

 チン。

 8階に着きました。もっと達也と話していたかったけど、お隣だし、また会うこともあるだろうと思い、じゃあ、と部屋に入ろうとしました。

 「雛。よかったらうちに来ない?ヨガに興味あるならDVD家にあるし。」

 え?と振り返って達也を見ました。

 「引越しの挨拶にきただろ?あいつ、ヨガのインストラクターなんだ。」

 少し迷いましたが、奥さんもいるし、彼も私が結婚してると知っています。断るのも変に意識していると思われそうで、ヨガのDVDを見せてもらうという理由でお邪魔することにしたのです。



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1人称難しい~!
今回の「陵辱マンション」始まったばかりですが
なかなか私が『その気』になれません。
だからか、面白くないのかなあ。反応が良くないです。
これから本格的に達也と雛の絡みになるので
私の『その気』を盛り上げて?書いていきたいです。

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