「……いいんだよ、祐美がイクとこ見せてよ」
「ああ……」
祐美は落胆とも安堵ともとらえられる溜息をついた。
「オッケ? じゃあお邪魔しま~す」
ふざけた声とともにチーフのペニスが祐美の大事なところにあてられた。でもまだ入れない。
「やだあ、いじわるしているわ」
陽一に相田がもたれかかってきた。体温が高い。
ペニスの先で撫でているのか、そのたびに祐美の体が震え、溜息が陽一の少し小さくなったペニスに当たった。
「ああやって焦らすのよ。そして女に言わせるの。あ…私もまた……触って…」
陽一の手を茂みに誘導する。そこは熱く、まだ湿っていた。
「ああ、陽一君……」
相田の性器に触れ、祐美の吐息がかかり、陽一のペニスはまたむくむくと大きくなってきた。
「うう…ん、まだ入れてあげないの? 本当にあなたって意地悪ね」
相田が少し責めるようにチーフに言うと、
「いやあ、祐美ちゃんの反応が可愛くってね。擦ると穴がひくひくするんだよ。ね? 祐美ちゃん。入れてほしい? ああ~、でも彼氏の前じゃあ言えないかあ、指にしておく?」
「ああん!」
指でまた掻き回されているのか、くちゅくちゅという音が響いてきた。祐美の腰が高く上がる。
「ああ! ああん!」
高くあがった腰がくねくねと左右に動く。陽一を見つめる瞳がますます潤み始めていた。
「祐美、欲しかったら欲しいって言いなよ」
片手で祐美の顎をつまみ、持ち上げた。涙と唾液でひどい顔で、半開きの口から小さな声が漏れた。
「……欲しい…」
「え? ちょっと聞こえねえなあ? もっと大きな声で言ってよ」
わざと大きな声でチーフが聞き返す。本当にいじわるなんだから、と相田が陽一の耳元で囁いた。
「ああ! 欲しいです! 入れてえ!」
大きく腰を揺らしながら祐美が叫んだ。相田とチーフが笑ったような気がした。
「よく言えました。ほらよ!」
どん、と振動が陽一の体にも伝わった。
「ああ! すごい! 駄目、あああ!」
ピストンがそのままソファを揺らす。
「祐美ちゃん、ちょっと邪魔。岡本君はこっちにきて」
体を横にずらすと、祐美は不安げな表情をしたがすぐにまたチーフのペニスの突きに耐えていた。
「祐美ちゃん、すげえ、こりゃ俺もすぐにイクかも、やばいなあ」
スカートが絡みつく腰を両手でつかみ、激しく腰を動かすチーフに余裕の表情はなかった。
「ちょっと休憩~」
突きから腰の回転に動きを変えた途端、祐美の声が変わった。
「あ! だめ! それ、ダメです! あああ!」
「あれ? 祐美ちゃん、掻き回されるのが好きなんだ? だったらこれでイッちゃえよ!」
腰を押しつけ円を描くように動きに合わせて、祐美の声が高くなった。
「あああ! すごい! イクぅぅ!」
大きく体が一度震えると、祐美の頭ががっくりと下がった。
「うわあ、すごいイキっぷりね」
「相田さんだって、同じような感じでしたよ」
あの祐美が違う男のペニスで絶頂にいったのに、なぜか陽一の頭の中は冷めていた。むしろ祐美の別の面を垣間見て、次のセックスの参考になるなあとまで感じていた。
「びっくりしたんじゃない? 彼女があんなに乱れちゃって」
相田の指がペニスに絡んでくる。さっき射精したばかりなのに、もう準備万端になっていた。
「うーん、少し驚いたけど、そうでもないかな」
指先は陽一の服に伸びて、一枚ずつ脱がされていった。隣ではチーフがまだ大きいペニスを抜き、祐美に舐めさせていた。
「そうなんだ。私は逃げるほうに賭けていたんだけどなあ。負けちゃった」
ベッド借りるぜ、とチーフが祐美を連れてベッドに寝転んだ。上になれと言っているようだ。
「だって、祐美のあそこ、相田さんと同じだったんです」
「あそこ?」
黒い茂みの奥の赤い肉。滑らかな体液が染み出し、男を迎える。
ベッドの軋む音がしだした。
「ふうん、よくわかんないけど、私も上になっていい?」
頷くと女の匂いとともに、ペニスが熱い肉に包まれた。先端に肉の行き止まりを感じながら、陽一は目の前の女の体を抱きしめた。
終わり
官能小説ランキングに参加しています。
↑ポチ、よろしくお願いします。↓
二年がかりの「やりたい盛り」、最後まで読んでいただきありがとうございました。
次回からは「どろどろ最終電車」を更新していきます。
「ああ……」
祐美は落胆とも安堵ともとらえられる溜息をついた。
「オッケ? じゃあお邪魔しま~す」
ふざけた声とともにチーフのペニスが祐美の大事なところにあてられた。でもまだ入れない。
「やだあ、いじわるしているわ」
陽一に相田がもたれかかってきた。体温が高い。
ペニスの先で撫でているのか、そのたびに祐美の体が震え、溜息が陽一の少し小さくなったペニスに当たった。
「ああやって焦らすのよ。そして女に言わせるの。あ…私もまた……触って…」
陽一の手を茂みに誘導する。そこは熱く、まだ湿っていた。
「ああ、陽一君……」
相田の性器に触れ、祐美の吐息がかかり、陽一のペニスはまたむくむくと大きくなってきた。
「うう…ん、まだ入れてあげないの? 本当にあなたって意地悪ね」
相田が少し責めるようにチーフに言うと、
「いやあ、祐美ちゃんの反応が可愛くってね。擦ると穴がひくひくするんだよ。ね? 祐美ちゃん。入れてほしい? ああ~、でも彼氏の前じゃあ言えないかあ、指にしておく?」
「ああん!」
指でまた掻き回されているのか、くちゅくちゅという音が響いてきた。祐美の腰が高く上がる。
「ああ! ああん!」
高くあがった腰がくねくねと左右に動く。陽一を見つめる瞳がますます潤み始めていた。
「祐美、欲しかったら欲しいって言いなよ」
片手で祐美の顎をつまみ、持ち上げた。涙と唾液でひどい顔で、半開きの口から小さな声が漏れた。
「……欲しい…」
「え? ちょっと聞こえねえなあ? もっと大きな声で言ってよ」
わざと大きな声でチーフが聞き返す。本当にいじわるなんだから、と相田が陽一の耳元で囁いた。
「ああ! 欲しいです! 入れてえ!」
大きく腰を揺らしながら祐美が叫んだ。相田とチーフが笑ったような気がした。
「よく言えました。ほらよ!」
どん、と振動が陽一の体にも伝わった。
「ああ! すごい! 駄目、あああ!」
ピストンがそのままソファを揺らす。
「祐美ちゃん、ちょっと邪魔。岡本君はこっちにきて」
体を横にずらすと、祐美は不安げな表情をしたがすぐにまたチーフのペニスの突きに耐えていた。
「祐美ちゃん、すげえ、こりゃ俺もすぐにイクかも、やばいなあ」
スカートが絡みつく腰を両手でつかみ、激しく腰を動かすチーフに余裕の表情はなかった。
「ちょっと休憩~」
突きから腰の回転に動きを変えた途端、祐美の声が変わった。
「あ! だめ! それ、ダメです! あああ!」
「あれ? 祐美ちゃん、掻き回されるのが好きなんだ? だったらこれでイッちゃえよ!」
腰を押しつけ円を描くように動きに合わせて、祐美の声が高くなった。
「あああ! すごい! イクぅぅ!」
大きく体が一度震えると、祐美の頭ががっくりと下がった。
「うわあ、すごいイキっぷりね」
「相田さんだって、同じような感じでしたよ」
あの祐美が違う男のペニスで絶頂にいったのに、なぜか陽一の頭の中は冷めていた。むしろ祐美の別の面を垣間見て、次のセックスの参考になるなあとまで感じていた。
「びっくりしたんじゃない? 彼女があんなに乱れちゃって」
相田の指がペニスに絡んでくる。さっき射精したばかりなのに、もう準備万端になっていた。
「うーん、少し驚いたけど、そうでもないかな」
指先は陽一の服に伸びて、一枚ずつ脱がされていった。隣ではチーフがまだ大きいペニスを抜き、祐美に舐めさせていた。
「そうなんだ。私は逃げるほうに賭けていたんだけどなあ。負けちゃった」
ベッド借りるぜ、とチーフが祐美を連れてベッドに寝転んだ。上になれと言っているようだ。
「だって、祐美のあそこ、相田さんと同じだったんです」
「あそこ?」
黒い茂みの奥の赤い肉。滑らかな体液が染み出し、男を迎える。
ベッドの軋む音がしだした。
「ふうん、よくわかんないけど、私も上になっていい?」
頷くと女の匂いとともに、ペニスが熱い肉に包まれた。先端に肉の行き止まりを感じながら、陽一は目の前の女の体を抱きしめた。
終わり
官能小説ランキングに参加しています。
↑ポチ、よろしくお願いします。↓
二年がかりの「やりたい盛り」、最後まで読んでいただきありがとうございました。
次回からは「どろどろ最終電車」を更新していきます。
1