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官能小説もどき

フルタイムで働きながら官能小説家としてデビューも狙っているかみやなぎです。ひとまずの目標は毎日更新です。

やりたい盛り 33

 相田は着ていたワンピースを脱ぐと全裸になっていた。下着を着けていなかったのだ。

「んじゃ、祐美ちゃんみたいに俺のを舐めろ」

 ベッドに腰かけたチーフの前に四つん這いになった相田は目の前のそそり立った肉棒を舐め始めた。

 ぺちゃ、くちゅ、くちょ……、

 陽一と祐美のところからは相田の陰部が丸見えになっていた。興奮しているのか、黒い茂みの中には赤く充血していた。

 「ああ、上手だねえ。ほら、あちらのカップルにサービスしてやれよ。お前、いつもやっているのを見せてやれ」

 相田の薄いピンク色の指先が黒い茂みを掻き分け、赤い割れ目に沈んでいく。

「……う、うぅん」

 肉棒を咥えながら喘いでいるのか、くぐもった声が部屋に響く。指先が肉ひだを掻き回す度、粘着質な音が部屋に響いた。

「あ、やだ……陽一君……」

 目の前でいきなり始まった痴態を凝視していた祐美の頭を陽一は優しく撫でた。股間のモノはこれ以上ないくらい固くそそり立っていた。

「祐美、俺も舐めてほしい。ほら……」

 強引に頭をモノにあてがった。

「で、でも……」

 最初は嫌がるそぶりを見せたが、あきらめたのかだんだんその気になってきたのか、アルコールの酔いも残っていたのか、祐美はチーフたちの前で陽一のペニスを咥え、舐め始めた。

 くちゅ、くちゃ、ぺちょ……

 二本のペニスが舐められる音が聞こえる。

 「お~、祐美ちゃんのフェラ顔、エロいなあ。おい、俺らも祐美ちゃんに見せつけてやろう」

 そういうとチーフたちはベッドを降り、相田は陽一の隣に座った。

「祐美ちゃん、岡本はこんなこともしてくれるか? 俺、結構うまいんだぜ」

 相田の両足を開け、祐美に性器を見せるようにした。

「う、うぅん……」

 口からペニスを抜こうとする祐美の頭を陽一は押さえつけた。チーフは相田の中に2本の指をいれ、中を掻き回しはじめた。相田の口から甘い喘ぎ声が溢れる。

「ああん! だめぇ、イキそうになっちゃうぅ」

「まだまだ、これじゃあ普通の手マンだからね。ここも攻めるんだ」

 チーフの太い指を咥えこんでいる穴の上にある、祐美よりも大ぶりなクリトリスに吸い付いた。

「ああ! ダメ! 本当にイッちゃうう!」

 ソファが大きく揺れ、相田の背中が2度、のけぞった。

「…すげえ……」

 相田の足の間から顔を上げたチーフは口元が濡れ、入れていた指先を祐美の顔の前に持ってきて見せた。

「ほら、こんなに濡れるんだぜ。祐美ちゃんも濡れてるかな?」

 スカートをまくり上げ、ショーツ越しに祐美の下半身を触りだした。

「ううん! うぅ……」

 嫌がって腰をくねらして抵抗しているのだろうが、今の陽一にはチーフの指をねだっているように見えた。

「ううう! あぐぅう! んん!」

 口に陽一のペニスを咥えているので、何を言っているのかわからない。見上げた目の端に涙が溢れそうになっている。

 本気で抵抗するなら咥えているモノを噛めばいい。そう陽一は考えていたが、祐美の口内は亀頭を吸い、舌が竿に絡んでいた。

「さあ、下着は濡れちゃうから脱ごうか……、ってもうびちょ濡れだ」

 チーフが笑いながら祐美のピンクのショーツを陽一に差し出した。確かにクロッチ部分にシミができている。

「んん!」

 祐美の背中が大きく震え、口の中が狭まった。

「おお! ぬるぬる! ほら、聞こえるだろ?」

 激しい水音がした。

 びちゃ、ぐちゅ、ぐちょ

 一気にペニスが膨らんだのがわかった。

「ああ! 祐美、出る!」

 喉の奥で2、3度震えて、放出した。今までにないぐらいの量が出たような気がした。

「なんだ、もう出したのか? 彼氏は早いね。祐美ちゃん飲んであげなよ。こっちは俺がイカせてやるからな」

 祐美の喉が何度か動いたのを感じてから、陽一は押さえていた手を緩めた。

「ああ……、陽一君……、私…」

 頬には涙が溢れていた。でも陽一に罪悪感はない。祐美の腰が動いていたからだ。


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