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官能小説もどき

フルタイムで働きながら官能小説家としてデビューも狙っているかみやなぎです。ひとまずの目標は毎日更新です。

「三姉妹 長女 美登里1」

 夜、美登里は灯りを消した部屋に、ベッドの軋む音と上に乗っている夫の将彦の息使いを聞いていた。二人が繋がっているところからはぬちゃぬちゃと水音もする。

 隣の部屋で寝ている和也と由香が目を覚ますかもしれない。そう思うと美登里は将彦の肩に唇を押し付け、必死に声を押し殺した。

 「ん!・・・うう・・・・」

 逝っちゃいそう・・・

 将彦の背中に回した手に力が入る。美登里が逝きそうになるときの動きだ。

 「あああ、駄目だよ、美登里・・・そんなに締めちゃ、出ちゃうよ・・・」

 将彦は突き上げていた腰の動きを止め、ぬちゃっという音とともに肉棒を引き抜いた。

 「あ、ああん・・・」

 離れてしまった肉棒を求め、美登里は悩ましげに腰を動かしてしまう・・・

 「ああん・・・・意地悪しないで・・・」

 将彦はベッドサイドのランプをつけ、愛液をだらしなく垂れさせている美登里の穴を眺めていた。

 「・・・いやらしい穴だな。奥からどんどん汁がでてる・・・このままオナニーして逝ってよ」

 「え?」 

 「ほら、これ使ってもいいから」

 膣口に冷たく硬い棒のようなモノが押し込まれた。

 「や・・・!あ、何?」

 「バイブだよ。これ使って一人でして」

 ペニスとは違う感触が美登里の粘膜を押し広げる。

 「あ・・・いや・・・、将彦さんのが、いい・・・」

 そう言ってる間にも将彦は美登里に入れたバイブを抜き差ししだした。濡れた粘膜がまた卑猥な音を立てだした。

 「あ!ああん!」

 冷たいバイブの動きに感じてしまう・・・

 「ほら、自分で動かして。美登里の逝くとこ、見せてよ」

 将彦は強引に美登里の手をバイブに握らせ、自分は少し柔らかくなってきたペニスをしごきはじめた。

 「・・・ほら、もっと動かして、片方の手で乳首を弄るんだよ」

 仰向けになっても膨らみを保つ美登里の乳房は白く、ふるふると震えている。

 もともと逝きかけていた身体に硬いバイブは強烈な刺激だ。その上乳首を触ると膣が意思とは関係無しに締まってしまう。

 「あ・・・駄目、あん、将彦さん・・・」

 「ほら、あんまり喘ぐと和也が起きるよ。これで蓋をしてあげるね」

 将彦は、ベッドの上に乗り、美登里の口に愛液まみれのペニスを突っ込んできた。

 「ん~!んん!」

 あまりの苦しさにバイブの動きが止まっていた。美登里は上の口でペニスを咥え、下の口にはバイブをくわえ込んでいる状態だ。

 あ・・・あああ・・・

 「いやらしい、腰が動いている・・・。バイブで逝ったら、僕のを入れてあげるよ。ほら、早く・・・」

 口の奥に押し込まれるたびに下の口も締まってしまう。将彦の動きとバイブの動きがシンクロする。

 亀頭がさらに奥まで入れられた時、美登里の穴は一気に収縮し、身体が跳ねた。

 「逝った?」

 ペニスを口から抜いた将彦はまだひくついている美登里の穴からバイブを抜き取り、自分のモノを押し込んだ。

 「ああ!あん!駄目ぇ!」

 逝ってヌルヌルになった穴から愛液をかきだすように将彦のペニスは容赦なく粘膜を擦り始める。

 「ああ、あん!あ、あ、ああ~!」

 一度逝った美登里の身体は、また新しく挿入されたものを味わおうと締め付ける。

 「ああ、ああ、いいよ、いいよ!凄く締まってる!このまま出すよ!」

 ああ・・・駄目・・・まだ、逝かないで・・・
  
 2度目の絶頂は将彦のモノで、と思っていても、美登里の感じるスピードより将彦の逝ってしまうスピードのほうが、いつも、速い。

 一際大きくなったペニスが子宮口を突き上げると、美登里は将彦の熱い精液を感じた。

 「ああ・・・あ、凄くいいよ。美登里・・・」

  ガックリと身体を預けた将彦の息が熱い。美登里の中で急速に硬さを失うペニスが膣から精液とともに押し出された。



 最初から最後まで、将彦さんのモノで感じて逝きたいのに・・・最近はいつもバイブを入れられちゃう・・・



 将彦がバイブに頼るのは、自身のモノが持たないのと、体力的な理由だが、美登里にも逝ってほしいという気持ちなのはわかっている。わかっているけど・・・

 身体が離れ、美登里の横に仰向けになった将彦はすぐに鼾をかき始めた。


 すぐに寝ちゃうのも、疲れているからってわかっているけど・・・


 まだ疼いている美登里の子宮は満足していないかのように、残っている精液をだらりと垂れ流した。

 
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「三姉妹 長女 美登里2」

「え~、駄目よ。私、今日は仕事だもん。・・・わかるけど、誰か他に頼める人いないの?ママ友とか・・・」

 土曜の朝、珍しく佳美が誰かと電話で話をしていた。辰夫はベッドで目を擦りながら、会話をなんと無しに聞いていた。

 「ん~、まあそれはそうだけど・・え?辰夫君?いるけど・・・ええ~、うーん、聞いてみようか・・・・」

 佳美が振り返って、辰夫に話しかけた。

 「ねえ、辰夫君、今からお姉ちゃんのところに行ってもらえないかなあ?由香ちゃん、熱出して病院にいきたいんだけど、和也くんも昨日から熱出して寝てるんだって。家で和也くんをちょっと見て欲しいんだけど、駄目かなあ?」

 お姉ちゃん?あ、美登里さんか・・・

 寝起きでぼんやりしていた辰夫の頭に佳美の姉の美登里を思い浮かべた。ストレートの黒髪で、スリムな佳美と違って肉感的な女性だ。

 「・・・旦那の将彦さんがいるんじゃないのか・・・」

 今日は土曜日。サラリーマンなら休みの日だ。辰夫は昨日の残業で疲れが取れきっていない身体を起こしながら答えた。

 「将彦さん、おとついから出張でいないんだって。近所の人にはインフルエンザなら預けられないから」

 それはそうだなあ。時計を見ると朝の8時だ。

 「わかったよ・・・。和也くんの面倒をみればいいんだな?」

 「ありがとう、お姉ちゃんに伝えるね」

 せっかくの休みが半日つぶれるのは残念だが、困っているときはお互い様だ。それに辰夫は甥の和也が好きである。まだ3歳だが、最近やっとおじちゃんと呼んでくれるようになった。辰夫は早く佳美との間に子供が欲しいのだが、お互いに仕事が忙しくなかなか夜の時間が取れなかった。行為があったとしても妊娠には至っていない。今年1年頑張ってみてそれでもできなければ、病院に行こうと話し合ったのだ。

 「じゃ、辰夫君、お姉ちゃんのことよろしくね。あ、お昼ご馳走してくれるって言っていたから」

 そういうと佳美は仕事にいってしまった。なんでも同僚が3日前からインフルエンザに罹ってしまい、それでなくても遅れ気味だった翻訳の仕事がぎりぎりになっているそうだ。

 最近、あいつ土曜出勤多いよなあ・・・

 自分より仕事が忙しい妻に複雑な思いを抱きながら、辰夫は義理の姉のところへ行く準備をしだした。

 
 美登里の家は辰夫のところから車で20分のところにある。玄関のチャイムを押すと、由香を抱いた美登里がでてきた。熱があるようで由香の顔は赤くグッタリとしている。

 「ごめんなさいね、辰夫さん。助かります。土曜だから午前中しか診療していなくて・・・お昼までに帰れると思うから、それまで和也お願いします。あ、和也は熱出しているけど、インフルエンザじゃないから」

 そういうと由香をチャイルドシートに乗せ、近くの病院に行った。

 奥の部屋から和也が出てきた。

 「おじちゃ~ん、ママは~?」

 「ママは由香ちゃんを病院に連れて行ったよ。帰ってくるまでおじちゃんとお留守番してような」

 和也も熱があるのか、おでこに冷却シートを張っている。

 子供が同時に風邪ひくと大変なんだな・・・美登里さんは一人でよくやっているよなあ。

 美登里の夫の将彦は出張が多く、月の半分は家にいないことが多い。女一人で二人の子供の世話をするのはしんどいことだろうと、子供のいない辰夫にも容易に想像できることだった。

 美登里と由香はお昼少し前に帰ってきた。

 「辰夫さん、遅くなってごめんなさい。病院、結構混んでいて・・・和也、ぐずりませんでしたか?」

 由香は車の中で寝てしまったようだ。美登里の胸に体を預けて寝息を立てていた。

 「いえ、大丈夫ですよ。機嫌よくテレビみたり、おもちゃで遊んでいました。でもまだちょっとだるそうですね。あ、由香ちゃん抱きますよ」

 美登里は買い物もしてきたのか、片手に由香を抱いて、もう片手にスーパーの大きな袋を提げていた。

 「買い物なら僕が行ったのに。」

 由香を辰夫に預けると、美登里は袋を置き、靴を脱いだ。前かがみになった時、シャツの胸元からピンクのブラジャーが見え、辰夫は由香を抱いているのに身体が反応してしまったことを恥じた。



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「三姉妹 長女 美登里3」

 「そこまで辰夫さんに甘える訳にはいきませんから・・先に子供たちにお昼ご飯食べさせてもいいですか?その後で辰夫さんのご飯作りますから」

 あ、いえ、お構いなく・・・と言おうとしたが、スタスタとキッチンに行く美登里の後ろ姿、豊満なお尻に見とれ言い出せなくなっていた。辰夫は由香を抱いたまま、美登里の後をついて行った。

 目覚めた由香と和也に昼食を食べさせ、薬を飲ませていた。

 「・・・薬、ちゃんと飲むんですね、子供って薬嫌いなものって思っていました」

 由香はシロップを嫌がらずに飲んでいる。和也は粉薬をゼリーのようなもので包んで口に入れていた。

 「今はお薬の味も良くなっていますし、こんなお薬用のゼリーなんかもあるんですよ。辰夫さんはまだお子さんの予定はないの?」

 苦笑いをして答えないでいると、慌てたように美登里が言った。

 「あ、ごめんなさい、佳美との問題ですもんね。和也と由香を寝かせてきます。ちょっと待っていてくださいね」

 三人が隣の子供部屋に行き、辰夫一人、リビングに残った。

 どうしてできないんだろう?いや、その前にセックス自体が少ないよなあ。月に2回あれば多いほうだ。佳美は今年もう29歳だし、そろそろと焦ってくれてもいいのに。

 リビングの床には和也と遊んだミニカーが落ちていた。ミニカーを拾い上げ、手のひらの上で走らせてみる。

 美登里さんは上手に産んだよなあ。男の子と女の子。旦那の将彦さんは確か僕よりも一回り上じゃなかったか?40過ぎてからの子供かあ~。きっと精力あるんだろうなあ。

 そんなことを考えていると美登里がリビングに戻ってきた。

 「ごめんなさい、今からお昼作りますね、あ、和也ったらまたミニカー片付けてないわね・・・踏むと痛いんですよね」

 辰夫の周りに落ちているミニカーを拾い始めた。屈んでいるのでさっきみたいに開いた胸元からピンク色のレースが覗いている。谷間も見えて柔らかそうな乳房を想像させた。

 「あ、僕が片付けますから。あ、あの箱に入れればいいんですね・・・」

 股間がムクムクと大きくなりそうだったので、慌てて辰夫はしゃがんでおもちゃを片付けた。

 「すいません・・・辰夫さん、お昼はスパゲティでいいですか?」

 「あ、ああ、はい。大好きです」

 ふふ、と美登里は笑うと立ち上がってキッチンでお昼を作り始めた。

 
 「佳美は今日は仕事なんですってね。土曜なのにあの子も忙しいのね」

 背中を向け、何かを切りながら美登里は言った。コンロの上に置かれた大きな鍋からは湯気がでている。美登里は二人の子供の母であるが、その後ろ姿は辰夫にとって女性としてとても魅力的だった。

 くびれた腰、綺麗な曲線の臀部。スカートから伸びている脹脛としまった足首。

 若い女性にはない、柔らかさが見た目にも感じられた。

 「お待たせしました。どうぞ」

 テーブルの上には二人分のナポリタンが置かれていた。

 「ナポリタンですね。懐かしいなあ。よく子供の時に食べました」

 「ご馳走ではないですね。ごめんなさい。このお礼はまたお食事でも一緒にいきましょうね」

 辰夫は、思わず美登里と二人で、と思ったがそんなことはないな、と考え直した。


 「ねえ・・・辰夫さん、佳美とは・・・その・・・変なこと聞くけど・・・アッチのほうはしているの?」

 え?

 辰夫は思わず頬張ったナポリタンを口から出しそうになった。


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「三姉妹 長女 美登里4」

 「・・・あっ、あっちって・・・げほ!」

 むせてしまった。辰夫はナポリタンが口から飛び出すのを防ごうとして両手で口を押さえながら美登里に聞き返した。

 「あ!やだ、大丈夫?お水飲みますか?」

 心配そうに見つめる美登里の視線を感じながら、コップに注がれた水を一気に飲み干した。息が荒くなるのは、むせたのが理由ではなさそうだ。


 「・・・あの・・・ごめんなさい。変なこと聞いちゃって・・・」

 俯きながら申し訳なさそうに謝る美登里は心なしか頬がそまっているように見えた。


 「・・・その・・・あまり、こういうこと話せる人がいなくって・・・辰夫さんなら、聞いてもいいかなって思って・・・」


 「僕でよければ・・・」

 といったものの、美登里が何を聞きたいのかよくわからなかった。アッチといえば・・・夫婦の営みのことだろうと想像がつくが、なぜ美登里が妹夫婦のそんなことを聞きたいのかが辰夫にはわからなかった。

 「あ、でも、先にナポリタン食べましょうか。冷めちゃうし」

 そういうと美登里はフォークにくるくるとスパゲティを絡め、口に運んだ。

 桃色の唇の間に赤いスパゲティが吸い込まれていく。

 「ん~、ちょっと子供向けの味付けだったかしら・・・どう?辰夫さん、食べられますか?」

 ああ、大丈夫です、美味しいです、と答えたが本当は味はわからなかった。美登里が何を聞きたいのか、それに気を取られていたし、視線は美登里の艶かしい唇に釘付けだったからだ。

 「・・・いつも、子供たちとだけの食事だから、ついつい子供向けのメニューになっちゃって・・・」

 そうか、旦那の将彦さんは出張の多い仕事だったなあ。そんなことを辰夫は思い出していた。

 「将彦さんは、なかなか家に帰ってこないんですか?」

 残り少なくなったナポリタンを絡めながら辰夫は聞いてみた。

 「そうねえ・・・家に帰ってくるのは、月に1週間もないんじゃないかしら・・・」

 「え?そんなに帰ってこないんですか?」

 それでは単身赴任と変わらないではないか、小さい子供がいるのに、これでは美登里さんも大変だ。

 「ん~、全国の支社に行って社員を教育する立場だから、忙しいみたい。でも、久しぶりに子供を見ると成長がとてもよくわかるみたいよ」

 そういって美登里は笑った。でも次の瞬間に彼女の顔に影がさしたのを辰夫は見逃さなかった。

 

 ほとんど味のわからない昼食を食べ終え、辰夫はソファに座っていた。前にあるテーブルには淹れたてのコーヒーがあり、いい香りをさせていた。そして辰夫のすぐ隣には美登里が座って所在無さそうにコーヒーを飲んでいた。

 さっきの美登里の質問が気になって仕方が無い。でもこちらから聞くのも躊躇われる内容だ。これは忘れた振りをして、コーヒーを飲んだら帰ったほうがいいかも・・・と辰夫は考えていた。

 「・・・辰夫さんはコーヒーはお嫌いでしたか?」

 辰夫がなかなか手をつけないので心配そうに美登里が聞いてきた。

 「あ・・好きなんですが・・僕、猫舌なんで、今、冷ましているんです。佳美にもよく子供みたいだって言われます」

 猫舌なのは本当だ。

 「そうなんですか・・・」

 ふっと美登里の顔が寂しそうに見えた。

 もしかしたら、本当に将彦とのことで悩んでいるのかもしれない。それなら自分から聞いてあげたほうが美登里も楽なのではないかと、辰夫は考えた。

 「あの・・僕に聞きたいことって・・・」


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「三姉妹 長女 美登里5」

美登里は一度、辰夫を見つめて、そして視線をテーブルに戻してから、言葉を選ぶようにゆっくりと話し始めた。

 「あの・・・佳美には内緒に・・・してくださいね・・・」

 無言で頷く辰夫。

 「辰夫さんは、もちろん佳美と・・・あの・・・してるわよね?」

 している、というのはセックスのことだろう。辰夫は言うべきかどうか迷ったが、真剣な顔して聞いてくる美登里には正直に答えたほうがいいと考えた。

 「・・・一応、してますが・・・」

 「どれくらい?週1ぐらい?」

 そんなことを聞く美登里に驚いたが、自分がどれくらいのペースで佳美とセックスしているのかすぐにはわからないことにも驚いた。

 最近したのは・・・いつだったかな・・・

 「え~、あー・・・・いや、週1もないですよ。月に1回ぐらいですかね。排卵日に。」

 「え!そうなの?もっと多いと思っていた」

 自分でも少ないよなあ、と思う。

 「そうですかね・・・佳美の仕事も結構忙しくて、なかなかその気になってくれないというか・・・」

 言ってから、しまった、と思った。これでは辰夫自身がしたいけど、佳美にその気がないと思われてしまいそうではないか。

 「あ、いや、お互いにタイミングが合わないっていうか・・・きっと、疲れてるんでしょうね、はは」

 セックスが遠のいているのは共働きだけが理由ではない。と、辰夫はいつも思っていた。
もともと性に淡白な佳美は結婚してしばらくしたら、ますます夜の生活を嫌がった。まだ子供を欲しくないというのが理由だったが・・・

 もう、そんな悠長なこと言ってられる歳じゃないしなあ・・・

 「そう・・・三十、二だったっけ、辰夫さん。将彦さんに比べたらまだまだ若いと思うけど、それでもお仕事で疲れて、できなくなるものなの?」

 子供に聞かれたくないのか、美登里は辰夫の横にぴったりとくっつくように座っている。下から見上げるような姿勢をしているものだから、ついつい辰夫の視線は胸元にいってしまう。

 胸元から覗く胸の谷間は白く、柔らかそうだ。ちらりと見えるピンクのレースが想像力を掻き立てる。

 「え、まあ、その時の仕事にもよりますね。面倒だったり、心配事があるような時だとあまりやる気はでないかなあ・・・」

 相手が美登里さんなら、そんなことはないですが。

 と言いそうになるのをぐっと堪えた。

 辰夫の視線は胸元から太ももに移った。座っているので美登里の太ももはスカートで半分までしか隠されていなかった。ストッキングで覆われた脚はむっちりとして、触りたい衝動に駆られた。


 「そうなんだ・・・じゃあ、将彦さんができなくなるのも仕方がないのね・・・」

 「え?できないって、あの、ED・・・ってことですか?」

 将彦はまだ47歳だったはずだ。辰夫はEDとはもっと50代後半からなるものだと思っていたので驚いた。

 「いえ・・・そういうのではなくて・・・その・・・」

 「ちがうんですか?」

 EDでなければ、なぜできないのだろう。

 美登里はしばらく下を向いていたが、辰夫の顔を見あげてこう話したのだ。

 「その・・・行為の途中で・・・あの・・・将彦さんのモノじゃないものを・・・入れられるんです・・・・」


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ごめんなさい!
まだ、ひっぱります。
皆さんご期待のシーンは次回から・・・です。


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