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官能小説もどき

フルタイムで働きながら官能小説家としてデビューも狙っているかみやなぎです。ひとまずの目標は毎日更新です。

「三姉妹 三女 真美子2」

 映画を見終わると、真美子と遠藤は何かに追われるようにホテルへ向かった。

 部屋に入るなり、真美子は遠藤に抱きついた。

 「ひどいよ・・・遠藤君、映画の途中であんなことするなんて・・・」

 映画の内容はほとんどわからなかった。遠藤がいろんなところを触ってきたからだ。

 始めは太ももをスカートの上から触っているだけだったのが、そのうち直接触ってきて、下着をずらし、柔らかな部分をじっくりと撫でられたのだ。胸も露わにされ、乳首を弄られながら耳にキスされ、真美子は声を抑えるのに必死だった。それでもときおり、熱っぽいため息がでて、まわりの人たちに聞こえるのではないかとハラハラした。

 「真美子、めっちゃ感じてたよなあ~。思わず入れたくなったよ。あ~、我慢できねえ」

 まだ、靴も脱いでいないのに、遠藤はカチャカチャと音をたててベルトを外し、ジーンズとトランクスを一緒にずらした。下腹部に付きそうなぐらい反り返った肉棒が真美子を誘う。遠藤は抱きついている真美子の肩をそっと下に押していった。

 「え?・・・ここで?」

 目の前にはも臨戦態勢にはいった赤黒いペニスがあった。先走り汁が染み出し、裏筋を伝って遠藤の陰毛を濡らしていた。

 「早く。真美子の口で落ち着かせてよ」

 引き寄せられるように真美子の舌が亀頭に触れた。透明な液体の味は真美子の子宮を疼かせた。真美子も我慢できないのだ。

 舌先で裏筋に垂れた汁も舐め取る。

 「ああ・・・いいよ、真美子。もう、入れて」

 ちょっとは焦らしてみたいけど、そんな余裕はなかった。口いっぱいに愛しい人のものを含むと雄の匂いがした。その匂いがまた真美子を雌にさせる。

 ゆっくりと頭を前後に動かしながら舌を竿に纏わり付かせるのが遠藤の好きな舐め方だ。

 咥えたまま見上げると、遠藤が満足げな笑みを浮かべていた。

 「ああ・・・いいよ・・・真美子のフェラは病み付きになりそうだ・・・」

 褒められるともっと感じて欲しくて頑張ってしまう。ちょっと動きを速めて、ほっぺたがへこむぐらい吸い上げる。

 口の粘膜は2つ目のおまんこみたい・・・

 下のお口は我慢の限界だ。真美子は遠藤のペニスを咥えたまま、スカートの中に手を入れ、下着の上から突起をさすった。

 ああ・・・まだ何もされていないのにこんなになってる・・・

 大きく膨らんだクリトリスは下着の上からでもよくわかった。軽く押さえるだけで膣口がいやらしい音を立てて蠢きそうだ。

 「ああ~、真美子、咥えながらオナっているのか、めっちゃエロいじゃん・・・」

 遠藤が頭を押さえて腰を動かし始めた。

 「・・・んん!」

 奥までペニスが入ってくる。苦しい。けれど、真美子の身体の奥は感じている。下着のクロッチの脇から指を滑り込ませると、割れ目からはヌルヌルの愛液が溢れていた。
指が沈んでいく。

 「ああ!駄目駄目!」

 いきなり遠藤が腰を引いてペニスを抜いた。突然空虚になった口内の寂しさに、真美子は甘えるような、勝手に中断されたことに対する抗議のような声を出した。

 「ああ~ん、遠藤くん・・・」

 そんな真美子を遠藤は立ち上がらせ、耳元に唇を寄せて囁いた。

 「逝きそうになる、続きはベッドで」


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