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官能小説もどき

フルタイムで働きながら官能小説家としてデビューも狙っているかみやなぎです。ひとまずの目標は毎日更新です。

「陵辱マンション5 二人きり」

 昔の恋人が隣に引っ越してきたことは、結局夫の圭祐さんには言いませんでした。わざわざ伝えて彼に心配をかけたくなかったからですが、もしかしたら、達也となにかあることを期待していたのかもしれません。

 相変わらず圭祐さんは仕事が忙しいようで、なかなか夜の時間を持つことはできていませんでした。

 達也と再会してから1週間後の火曜日。いつもと同じように夫を送り出し、ゴミを出すために1階に下りました。先週の火曜日はこのエレベーターの中で10年ぶりの再会をしましたが、あれから達也とは会えていませんでした。残念なような、でもそれでいいような・・・

 お互いに結婚してるんだから、そんなドラマみたいな展開はないでしょうね・・・きっと一人で暇だから余計なことかんがえるんだわ。

 その時1階のホールにヨガ教室の生徒募集のポスターが目に止まりました。あまり人と関わるのは得意ではありませんが、引っ越して半年経って、家に閉じこもってばかりもよくないな、こういうのにも行ってみたほうがいいのかなあ、なんて思いながら眺めていました。

 「なに?ヨガするの?」

 後ろから声をかけられました。達也でした。今日はスーツではなく、上下スエットを着ていました。

 「・・・達也。今日はお仕事じゃないの?」

 見ると手には大きなゴミ袋を提げています。あの可愛い奥さんは夫にゴミだしをさせているのでしょうか。

 「ああ、基本平日休みなんでね。雛もヨガ興味あるんだ~。アラサー女性はヨガ好きなの?」
 
 「う・・・ん、好きって訳じゃないけど・・・。私、今専業主婦で、一人で家にいるのもどうかなあって・・・」

 二人でゴミを出して、エレベーターに乗りました。8階のボタンを押します。

 「雛、今仕事してないんだ?意外だな~。えらい大学いったからバリバリ仕事してるって思ってたよ。旦那さんが止めろって?」

 エレベーターで二人きり・・・変な雰囲気になるかと警戒しましたが、月日は若かった時間をすべて思い出に変えるようです。会話そのものは日常のもので少し安心しました。

 「・・・夫の転勤で、今まで勤めていたところを辞めたの。これを機会に子供も考えたかったから・・・」

 「あ~、まだ子供いないんだ。じゃあ、欲しいよね。」

 チン。

 8階に着きました。もっと達也と話していたかったけど、お隣だし、また会うこともあるだろうと思い、じゃあ、と部屋に入ろうとしました。

 「雛。よかったらうちに来ない?ヨガに興味あるならDVD家にあるし。」

 え?と振り返って達也を見ました。

 「引越しの挨拶にきただろ?あいつ、ヨガのインストラクターなんだ。」

 少し迷いましたが、奥さんもいるし、彼も私が結婚してると知っています。断るのも変に意識していると思われそうで、ヨガのDVDを見せてもらうという理由でお邪魔することにしたのです。



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1人称難しい~!
今回の「陵辱マンション」始まったばかりですが
なかなか私が『その気』になれません。
だからか、面白くないのかなあ。反応が良くないです。
これから本格的に達也と雛の絡みになるので
私の『その気』を盛り上げて?書いていきたいです。

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コメント


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こんにちは

あはは!
なかなか苦労してるみたいだね。
でも、俺は嫌いじゃないよ^^

これからの絡み・・・楽しみにしてるよ。
でも、タイトルで内容が想像出来ちゃうのは、ちょっとどうかな~って思うな。
ドキドキ感が少し落ちちゃう気がするよ。


けんけん

けんけん | URL | 2012-12-08(Sat)09:05 [編集]