昔の恋人が隣に引っ越してきたことは、結局夫の圭祐さんには言いませんでした。わざわざ伝えて彼に心配をかけたくなかったからですが、もしかしたら、達也となにかあることを期待していたのかもしれません。
相変わらず圭祐さんは仕事が忙しいようで、なかなか夜の時間を持つことはできていませんでした。
達也と再会してから1週間後の火曜日。いつもと同じように夫を送り出し、ゴミを出すために1階に下りました。先週の火曜日はこのエレベーターの中で10年ぶりの再会をしましたが、あれから達也とは会えていませんでした。残念なような、でもそれでいいような・・・
お互いに結婚してるんだから、そんなドラマみたいな展開はないでしょうね・・・きっと一人で暇だから余計なことかんがえるんだわ。
その時1階のホールにヨガ教室の生徒募集のポスターが目に止まりました。あまり人と関わるのは得意ではありませんが、引っ越して半年経って、家に閉じこもってばかりもよくないな、こういうのにも行ってみたほうがいいのかなあ、なんて思いながら眺めていました。
「なに?ヨガするの?」
後ろから声をかけられました。達也でした。今日はスーツではなく、上下スエットを着ていました。
「・・・達也。今日はお仕事じゃないの?」
見ると手には大きなゴミ袋を提げています。あの可愛い奥さんは夫にゴミだしをさせているのでしょうか。
「ああ、基本平日休みなんでね。雛もヨガ興味あるんだ~。アラサー女性はヨガ好きなの?」
「う・・・ん、好きって訳じゃないけど・・・。私、今専業主婦で、一人で家にいるのもどうかなあって・・・」
二人でゴミを出して、エレベーターに乗りました。8階のボタンを押します。
「雛、今仕事してないんだ?意外だな~。えらい大学いったからバリバリ仕事してるって思ってたよ。旦那さんが止めろって?」
エレベーターで二人きり・・・変な雰囲気になるかと警戒しましたが、月日は若かった時間をすべて思い出に変えるようです。会話そのものは日常のもので少し安心しました。
「・・・夫の転勤で、今まで勤めていたところを辞めたの。これを機会に子供も考えたかったから・・・」
「あ~、まだ子供いないんだ。じゃあ、欲しいよね。」
チン。
8階に着きました。もっと達也と話していたかったけど、お隣だし、また会うこともあるだろうと思い、じゃあ、と部屋に入ろうとしました。
「雛。よかったらうちに来ない?ヨガに興味あるならDVD家にあるし。」
え?と振り返って達也を見ました。
「引越しの挨拶にきただろ?あいつ、ヨガのインストラクターなんだ。」
少し迷いましたが、奥さんもいるし、彼も私が結婚してると知っています。断るのも変に意識していると思われそうで、ヨガのDVDを見せてもらうという理由でお邪魔することにしたのです。
官能小説ランキングに参加しています。
↑ポチ、よろしくお願いします。↓
1人称難しい~!
今回の「陵辱マンション」始まったばかりですが
なかなか私が『その気』になれません。
だからか、面白くないのかなあ。反応が良くないです。
これから本格的に達也と雛の絡みになるので
私の『その気』を盛り上げて?書いていきたいです。
相変わらず圭祐さんは仕事が忙しいようで、なかなか夜の時間を持つことはできていませんでした。
達也と再会してから1週間後の火曜日。いつもと同じように夫を送り出し、ゴミを出すために1階に下りました。先週の火曜日はこのエレベーターの中で10年ぶりの再会をしましたが、あれから達也とは会えていませんでした。残念なような、でもそれでいいような・・・
お互いに結婚してるんだから、そんなドラマみたいな展開はないでしょうね・・・きっと一人で暇だから余計なことかんがえるんだわ。
その時1階のホールにヨガ教室の生徒募集のポスターが目に止まりました。あまり人と関わるのは得意ではありませんが、引っ越して半年経って、家に閉じこもってばかりもよくないな、こういうのにも行ってみたほうがいいのかなあ、なんて思いながら眺めていました。
「なに?ヨガするの?」
後ろから声をかけられました。達也でした。今日はスーツではなく、上下スエットを着ていました。
「・・・達也。今日はお仕事じゃないの?」
見ると手には大きなゴミ袋を提げています。あの可愛い奥さんは夫にゴミだしをさせているのでしょうか。
「ああ、基本平日休みなんでね。雛もヨガ興味あるんだ~。アラサー女性はヨガ好きなの?」
「う・・・ん、好きって訳じゃないけど・・・。私、今専業主婦で、一人で家にいるのもどうかなあって・・・」
二人でゴミを出して、エレベーターに乗りました。8階のボタンを押します。
「雛、今仕事してないんだ?意外だな~。えらい大学いったからバリバリ仕事してるって思ってたよ。旦那さんが止めろって?」
エレベーターで二人きり・・・変な雰囲気になるかと警戒しましたが、月日は若かった時間をすべて思い出に変えるようです。会話そのものは日常のもので少し安心しました。
「・・・夫の転勤で、今まで勤めていたところを辞めたの。これを機会に子供も考えたかったから・・・」
「あ~、まだ子供いないんだ。じゃあ、欲しいよね。」
チン。
8階に着きました。もっと達也と話していたかったけど、お隣だし、また会うこともあるだろうと思い、じゃあ、と部屋に入ろうとしました。
「雛。よかったらうちに来ない?ヨガに興味あるならDVD家にあるし。」
え?と振り返って達也を見ました。
「引越しの挨拶にきただろ?あいつ、ヨガのインストラクターなんだ。」
少し迷いましたが、奥さんもいるし、彼も私が結婚してると知っています。断るのも変に意識していると思われそうで、ヨガのDVDを見せてもらうという理由でお邪魔することにしたのです。
官能小説ランキングに参加しています。
↑ポチ、よろしくお願いします。↓
1人称難しい~!
今回の「陵辱マンション」始まったばかりですが
なかなか私が『その気』になれません。
だからか、面白くないのかなあ。反応が良くないです。
これから本格的に達也と雛の絡みになるので
私の『その気』を盛り上げて?書いていきたいです。
1