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官能小説もどき

フルタイムで働きながら官能小説家としてデビューも狙っているかみやなぎです。ひとまずの目標は毎日更新です。

「初めては先生と」7

日付が変わる頃、真理子もシャワーを浴びていた。

 車の中で和明はそれ以上求めることはなく、グッタリしている真理子の着衣を直し、下着を履かせた。その時にスカートが愛液で濡れていることに気づき、電車には乗れないだろうということで真理子が一人暮らしをしているハイツまで送ってくれたのだ。


  部屋まで上がられたらどうしようかと不安になっていたが、意外にも和明は車から降りずに真理子を帰してくれたのだ。

 「・・・今日は、先生のいつもとは違う顔が見れて、良かったです。」

 真理子は黙ってうつむくことしかできなかった。望んでいない行為で激しくいってしまい、スカートまで汚してしまったのだ。
 和明は真理子の肩を引き寄せ、その細く震える肩を抱きしめた。耳元で囁く。

 「・・・強引なことして、すいません・・・」といって、真理子のおでこに軽くキスをした。

 「これからもトオルのこと、よろしくお願いしますね。あいつ、先生がいないとダメなんですよ。」

 顔をあげると、少し悲しそうな表情をした和明がいた。
 
 ああ、やっぱり似ている・・・

 無理やりに辱めをうけた相手なのになぜかその胸に顔をうずめたくなった。


 
 今日は2人の男性に舐められてしまったのね・・・シャワーを止め、陰毛に覆われた恥部を眺めた。割れ目はまだ和明の指を欲しているかのように入り口を大きく開けていた。

 意外に濃いって言われたけど、多いのかしら・・・

 黒々とした茂みを掻き分け、2人に吸われた陰核をさすった。

 (あ・・・ん!)

 触れただけで膣の奥がきゅっと締まる。さっきいったばかりなのに、アソコの穴は和明の指だけでは満足していないようだ。まだ、余韻がくすぶっていた。

 (あ、やだ・・・まだ、感じちゃう・・・)

 クリトリスを弄った指はだんだん下に降りていき、くぱぁと開いた穴の中に入っていった。1本、2本・・・でも・・・足りない気がする。浴室で粘着質な音が響くが、指の動きは止まらない。

 (・・・あ、どうして?さっきいったのに・・・)

 指は激しく膣をかき混ぜ、奥から白濁した粘液を掻き出しているが、和明が真理子に与えた快感には遠く及ばない。真理子は空いている手でそっと乳首をつまんだ。

 「あん!・・・あ・・・」

 乳首への刺激がそのまま子宮に届くようだった。きゅっとつまむと子宮がぎゅっとなり膣が指を締め付ける。和明は胸には触らなかった。もしあの指で胸を愛撫され、乳首を弄られたら・・・指ではなくて、膣へは本来入れるモノを入れていたら・・・

 (あ・・・や・・・そんなこと・・・あ・・・)

 太ももに置かれた手。クリトリスを吸う柔らかい唇、溢れた蜜を舐める熱い舌、太くて硬い指・・・そして優しいキス・・・

 (・・・もっと・・・あ、奥まで・・・届くの・・・欲しい・・・ああ!!)


 真理子は浴室の床にシャワーのお湯のような愛液を垂らしながら、今日2回めの絶頂に自分で登りつめていった。



  
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