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官能小説もどき

フルタイムで働きながら官能小説家としてデビューも狙っているかみやなぎです。ひとまずの目標は毎日更新です。

「ボトル」①

天気のいい日曜の午後。わたしはドラッグストアに『夜のお供』を探しにいった。

バッグの中には昨日までの『夜のお供』が入っている。底が丸または楕円形。太さは直径3センチ前後、高さは10~13センチの容器だ。
容器の種類は色々。化粧水だったり、制汗剤、日焼け止めだったり。中身は使うこともあるが基本必要なのは容器だけ。
夜(昼の時もあるけど)どうしてもアソコが求めているときに『夜のお供』は出動する。アソコ福の空虚感を満たすために。指を使う時もあるけど奥まで届かないし、爪でひっかきそうで怖い。かといってバイブを買うのは勇気がいる

前の彼氏は独りよがりのセックスで全然良くなかった。
話し合い2人で感じあおうと努力する愛情が不足していたのかもしれない。だから自分の欲望は自分で処理するようになってしまった。おかげでどこをどのように触れば濡れてくるか、アソコが良く締まるかわかっている。自分で自分の開発してしまったのだ。

今までの夜のお供もよかったけどちょっとマンネリになってきたので今度は違う形のモノを試してみたい。相手が人間の男だったらこんな理由で取り替えることはできない。

今日行くドラッグストアは先月オープンしたばかりのお店だ。この地域には初出店のチェーンだからきっと今までにない品揃えのはず。わたしのアソコにピッタリのモノがあるにちがいない。期待に胸もアソコも膨らまし店内に入ろうとしたら…


「あっ、秋山さん!?」

店の出入り口横の駐輪場でタバコを吸っている男がわたしの名前を叫んだ。

「田辺くん!?」

高校で同級生だった田辺くんだった。

「あ~やっぱり秋山さんだ。久しぶり~」

高校3年生の時の同級生だ。




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