「……裕美、濡れてるよ……」
思わず話しかけたが、裕美は黙ったまま目をぎゅっと閉じていた。
入口の上にある小さな突起は赤く色づき、固くなっている。指先で軽く押さえると甘く鼻に抜けるような声がした。
裕美、やっぱり感じているんだ……
陽一はそっとその突起を口に含んだ。
「あ、あ! ああっ!駄目、陽一君!」
逃げようとする腰を力いっぱい両手で押さえながら、口の中で大きくなってきた突起を舌で転がし、軽く吸い、舐めあげた。
「あ、あん! 駄目、おかしくなっちゃう……」
シーツには陽一の唾液と裕美の愛液の混じったものがシミとなって広がっていた。
「あ、ああ、あ……」
何度目かの体の震えを感じてから、陽一は顔を上げた。
赤く膨れた性器はひくひくと痙攣しながら透明な液を溢れさせている。シーツを握りしめたまま裕美は荒い呼吸をしていた。足を広げたままで。
「裕美……」
陽一は横に寝転ぶと、裕美の汗ばんだ額をそっと撫でた。
「……あ、陽一…くん、あ……ん」
陽一の指先が触れる度に、裕美の白い背中が揺れた。
「なんだか……、私の、体じゃ、ないみたい……」
何度も震えた体にとまどっているようだ。全身がしっとりと汗ばみ、かすかに赤く色づいている。さっき感じた女の匂いが濃くなったようだった。
陽一のものはずっと怒張したままだったが、今はまだ裕美の体を見ていたかった。
「今日は、いつもの裕美じゃないみたいだ」
普段の裕美なら、終わったあとはすぐにシーツで体を隠してしまっていた。それなのに今は明るい部屋でけだるそうにベッドに横たわっている。
こんなに肌、白かったんだな……
首筋や、脇の線が呼吸の度に上下している。
「ちょっと、恥ずかしい……」
陽一の胸に顔をうずめた裕美は、陽一の固さに気付いた。
「陽一君の……」
彼女の柔らかい下腹部に押さえつけられた陽一の物はますます熱くなってきていた。そこに裕美の細い指が絡まった。
「え? 裕美?」
今まで触ってきたことなんて数えるほどしかない。陽一が頼んでも断っていた裕美が今そっと固くなったものを包み込んでいた。
「……こんなに、大きいんだ。それに、熱い……」
握る、という感じではない。表面を撫でているだけだが、それでも陽一には刺激的だった。
「……して、いい?」
とても小さい声で裕美が何かを言ったが陽一には聞き取れなかった。ペニスと裕美の真っ赤になった耳に気を取られていたのだ。
「え? 何?」
潤んだ瞳の裕美は顔をあげた。
「上手じゃ、ないけど……」
そういうと裕美の唇がそっと陽一の先端に触れた。
断る間もなく、陽一の固くなったモノが祐美の粘膜に包まれた。
じゅぶ、じゅぼ……
「ああ、裕美、そんなこと、しなくていいよ……」
陽一の言葉を無視して、祐美の頭が上下する。髪の間から真っ赤になった耳が覗いた。
時折固い前歯が当たり、お世辞にも上手いフェラとは言えないが、いままで頑なにフェラを拒否していた祐美の一生懸命な動きが、陽一の高まりを加速させていく。
っく……、やばい……
急いで祐美の口からペニスを抜いたが、間に合わず白濁液を顔にかけてしまった。
「え? あ、ああ……」
頬から顎にかけて大量の精液がこびりついていた。半開きになった唇からは透明な唾液も垂れている。
「ご、ごめん! 祐美! 大丈夫? 目に入ってない?」
慌ててティッシュで拭きとると、祐美の目から大粒の涙がこぼれた。
「ごめん、本当にごめん。その、あんまり気持ち良くて……」
細い肩を抱き寄せると、自分の体液の匂いと祐美の涙を感じた。
「……しない?」
「え? 何?」
しゃくり上げる声の間に祐美が何かを話したようだ。
「もう、浮気、しない?」
泣きはらした顔が陽一を見つめた。涙と体液でまだ頬が濡れている。
「陽一くんが浮気したのは、わ、私が、あ、あまり上手くなかったからでしょう?」
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思わず話しかけたが、裕美は黙ったまま目をぎゅっと閉じていた。
入口の上にある小さな突起は赤く色づき、固くなっている。指先で軽く押さえると甘く鼻に抜けるような声がした。
裕美、やっぱり感じているんだ……
陽一はそっとその突起を口に含んだ。
「あ、あ! ああっ!駄目、陽一君!」
逃げようとする腰を力いっぱい両手で押さえながら、口の中で大きくなってきた突起を舌で転がし、軽く吸い、舐めあげた。
「あ、あん! 駄目、おかしくなっちゃう……」
シーツには陽一の唾液と裕美の愛液の混じったものがシミとなって広がっていた。
「あ、ああ、あ……」
何度目かの体の震えを感じてから、陽一は顔を上げた。
赤く膨れた性器はひくひくと痙攣しながら透明な液を溢れさせている。シーツを握りしめたまま裕美は荒い呼吸をしていた。足を広げたままで。
「裕美……」
陽一は横に寝転ぶと、裕美の汗ばんだ額をそっと撫でた。
「……あ、陽一…くん、あ……ん」
陽一の指先が触れる度に、裕美の白い背中が揺れた。
「なんだか……、私の、体じゃ、ないみたい……」
何度も震えた体にとまどっているようだ。全身がしっとりと汗ばみ、かすかに赤く色づいている。さっき感じた女の匂いが濃くなったようだった。
陽一のものはずっと怒張したままだったが、今はまだ裕美の体を見ていたかった。
「今日は、いつもの裕美じゃないみたいだ」
普段の裕美なら、終わったあとはすぐにシーツで体を隠してしまっていた。それなのに今は明るい部屋でけだるそうにベッドに横たわっている。
こんなに肌、白かったんだな……
首筋や、脇の線が呼吸の度に上下している。
「ちょっと、恥ずかしい……」
陽一の胸に顔をうずめた裕美は、陽一の固さに気付いた。
「陽一君の……」
彼女の柔らかい下腹部に押さえつけられた陽一の物はますます熱くなってきていた。そこに裕美の細い指が絡まった。
「え? 裕美?」
今まで触ってきたことなんて数えるほどしかない。陽一が頼んでも断っていた裕美が今そっと固くなったものを包み込んでいた。
「……こんなに、大きいんだ。それに、熱い……」
握る、という感じではない。表面を撫でているだけだが、それでも陽一には刺激的だった。
「……して、いい?」
とても小さい声で裕美が何かを言ったが陽一には聞き取れなかった。ペニスと裕美の真っ赤になった耳に気を取られていたのだ。
「え? 何?」
潤んだ瞳の裕美は顔をあげた。
「上手じゃ、ないけど……」
そういうと裕美の唇がそっと陽一の先端に触れた。
断る間もなく、陽一の固くなったモノが祐美の粘膜に包まれた。
じゅぶ、じゅぼ……
「ああ、裕美、そんなこと、しなくていいよ……」
陽一の言葉を無視して、祐美の頭が上下する。髪の間から真っ赤になった耳が覗いた。
時折固い前歯が当たり、お世辞にも上手いフェラとは言えないが、いままで頑なにフェラを拒否していた祐美の一生懸命な動きが、陽一の高まりを加速させていく。
っく……、やばい……
急いで祐美の口からペニスを抜いたが、間に合わず白濁液を顔にかけてしまった。
「え? あ、ああ……」
頬から顎にかけて大量の精液がこびりついていた。半開きになった唇からは透明な唾液も垂れている。
「ご、ごめん! 祐美! 大丈夫? 目に入ってない?」
慌ててティッシュで拭きとると、祐美の目から大粒の涙がこぼれた。
「ごめん、本当にごめん。その、あんまり気持ち良くて……」
細い肩を抱き寄せると、自分の体液の匂いと祐美の涙を感じた。
「……しない?」
「え? 何?」
しゃくり上げる声の間に祐美が何かを話したようだ。
「もう、浮気、しない?」
泣きはらした顔が陽一を見つめた。涙と体液でまだ頬が濡れている。
「陽一くんが浮気したのは、わ、私が、あ、あまり上手くなかったからでしょう?」
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