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官能小説もどき

フルタイムで働きながら官能小説家としてデビューも狙っているかみやなぎです。ひとまずの目標は毎日更新です。

「三姉妹 長女 美登里3」

 「そこまで辰夫さんに甘える訳にはいきませんから・・先に子供たちにお昼ご飯食べさせてもいいですか?その後で辰夫さんのご飯作りますから」

 あ、いえ、お構いなく・・・と言おうとしたが、スタスタとキッチンに行く美登里の後ろ姿、豊満なお尻に見とれ言い出せなくなっていた。辰夫は由香を抱いたまま、美登里の後をついて行った。

 目覚めた由香と和也に昼食を食べさせ、薬を飲ませていた。

 「・・・薬、ちゃんと飲むんですね、子供って薬嫌いなものって思っていました」

 由香はシロップを嫌がらずに飲んでいる。和也は粉薬をゼリーのようなもので包んで口に入れていた。

 「今はお薬の味も良くなっていますし、こんなお薬用のゼリーなんかもあるんですよ。辰夫さんはまだお子さんの予定はないの?」

 苦笑いをして答えないでいると、慌てたように美登里が言った。

 「あ、ごめんなさい、佳美との問題ですもんね。和也と由香を寝かせてきます。ちょっと待っていてくださいね」

 三人が隣の子供部屋に行き、辰夫一人、リビングに残った。

 どうしてできないんだろう?いや、その前にセックス自体が少ないよなあ。月に2回あれば多いほうだ。佳美は今年もう29歳だし、そろそろと焦ってくれてもいいのに。

 リビングの床には和也と遊んだミニカーが落ちていた。ミニカーを拾い上げ、手のひらの上で走らせてみる。

 美登里さんは上手に産んだよなあ。男の子と女の子。旦那の将彦さんは確か僕よりも一回り上じゃなかったか?40過ぎてからの子供かあ~。きっと精力あるんだろうなあ。

 そんなことを考えていると美登里がリビングに戻ってきた。

 「ごめんなさい、今からお昼作りますね、あ、和也ったらまたミニカー片付けてないわね・・・踏むと痛いんですよね」

 辰夫の周りに落ちているミニカーを拾い始めた。屈んでいるのでさっきみたいに開いた胸元からピンク色のレースが覗いている。谷間も見えて柔らかそうな乳房を想像させた。

 「あ、僕が片付けますから。あ、あの箱に入れればいいんですね・・・」

 股間がムクムクと大きくなりそうだったので、慌てて辰夫はしゃがんでおもちゃを片付けた。

 「すいません・・・辰夫さん、お昼はスパゲティでいいですか?」

 「あ、ああ、はい。大好きです」

 ふふ、と美登里は笑うと立ち上がってキッチンでお昼を作り始めた。

 
 「佳美は今日は仕事なんですってね。土曜なのにあの子も忙しいのね」

 背中を向け、何かを切りながら美登里は言った。コンロの上に置かれた大きな鍋からは湯気がでている。美登里は二人の子供の母であるが、その後ろ姿は辰夫にとって女性としてとても魅力的だった。

 くびれた腰、綺麗な曲線の臀部。スカートから伸びている脹脛としまった足首。

 若い女性にはない、柔らかさが見た目にも感じられた。

 「お待たせしました。どうぞ」

 テーブルの上には二人分のナポリタンが置かれていた。

 「ナポリタンですね。懐かしいなあ。よく子供の時に食べました」

 「ご馳走ではないですね。ごめんなさい。このお礼はまたお食事でも一緒にいきましょうね」

 辰夫は、思わず美登里と二人で、と思ったがそんなことはないな、と考え直した。


 「ねえ・・・辰夫さん、佳美とは・・・その・・・変なこと聞くけど・・・アッチのほうはしているの?」

 え?

 辰夫は思わず頬張ったナポリタンを口から出しそうになった。


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