「ああ・・・、服着たまましちゃったから、汗かいたね」
ぬにゅん、と柔らかくなったペニスを抜きながら宮田は汗ばんだシャツを脱ぎだした。
「一緒にシャワー浴びるかい?」
声をかけられたが、佳美はベッドの上で仰向けになったまま動けなくなっていた。
逝った後は身体が鉛のように重くなる。宮田が埋めていた肉ひだの間から白く濁った体液が破れたストッキングを濡らし、シーツのまで落ちていく。
「う・・・ん・・・」
「おやおや、佳美姫はまだ起きられないみたいだね。先に入っているから、後からおいで」
宮田が服を脱いで浴室に行くのをベッドに横になったまま見送ると、佳美はそっと指を脚の間に滑り込ませた。
ああ・・・こんなにいっぱい・・・
宮田のペニスにほぐされて柔らかくなった性器は佳美の指を滑らかに中に導いた。
ぐちゅ、くちゅ・・・・
中に出された後に自分の指を入れてセックスの余韻に浸るのが好きだった。彼の身体から出されたばかりの精液の温かさを確かめ、二人の体液を混ぜる。
一度宮田の前で指を入れたら、満足していないのかと叱責されたので、彼の前ではできない。今日みたいに先にシャワーを浴びるか、寝てしまったときにする佳美のささやかな楽しみだった。
人差し指と中指に絡みつく二人の体液がたまらなく愛しい。
ああ・・・ずっと、ここがあの人のモノで一杯になれば・・・
ヴゥゥン・・・
テーブルの上の携帯が震えていた。間歇的に震えるソレは誰かからの着信を知らせていた。
誰?まさか・・・奥さん?
しばらくすれば鳴り止むかと思っていたが、携帯は振動し続けた。佳美は精液で濡れた指先をティッシュで拭い、表示を見た。
「着信 祐美」
手が震えるのはバイブの振動のせいだけではなかった。
え・・・どうして奥さんから・・・
宮田に伝えるべきか、いや、どちらにしろシャワーから出てくれば着信があったことに気づく。なら、今電話に出たほうが疑われないかも・・・
「・・・宮田さん・・」
浴室のドアを開けると、ちょうど宮田はタオルで身体を拭いていた。
「ああ、佳美、遅いよ。のぼせそうだったから・・・え?何、電話?」
宮田は佳美から携帯を受け取ると、通話ボタンを押した。
「あ?祐美?なんだよ、今日は接待で遅くなるって言っただろ?」
会話の内容は気になったが、傍にいてずっと聞いているのも気まずかった。浴室の前から部屋に戻ろうと背を向けたとき、宮田が大声をだした。
「え?なんだって?大丈夫か?・・・駄目だ、今すぐ救急車呼べ!すぐ帰るから・・・ああ、わかった。いいか、落ち着けよ・・・うん、連絡してくれ」
宮田は焦ったように部屋にもどり、服を着始めた。
「あ・・・宮田さん・・・」
服を着た宮田は財布から紙幣を何枚か取り出すと、佳美の手に握らせた。
「すまない、先に出る。これで支払っといてくれ」
「どうしたの?何かあったの?」
宮田の目はもう佳美を見てはいなかった。変な動悸がする。嫌な予感。聞いてはいけないのに、佳美の口開いてしまった。
「奥さんに何かあったの?教えて!」
宮田の腕をつかんだ。さっきまで流した汗がまだ乾いていないシャツだ。
「・・・出血したらしい・・・お腹に、子供がいるんだ・・・」
また、連絡する、と言い残して宮田は出て行った。
ラブホテルの一室に一人残された佳美は、しばらくその場に立ち尽くしドアを眺めていた。破れたストッキングを白い体液が一筋、垂れた。
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ぬにゅん、と柔らかくなったペニスを抜きながら宮田は汗ばんだシャツを脱ぎだした。
「一緒にシャワー浴びるかい?」
声をかけられたが、佳美はベッドの上で仰向けになったまま動けなくなっていた。
逝った後は身体が鉛のように重くなる。宮田が埋めていた肉ひだの間から白く濁った体液が破れたストッキングを濡らし、シーツのまで落ちていく。
「う・・・ん・・・」
「おやおや、佳美姫はまだ起きられないみたいだね。先に入っているから、後からおいで」
宮田が服を脱いで浴室に行くのをベッドに横になったまま見送ると、佳美はそっと指を脚の間に滑り込ませた。
ああ・・・こんなにいっぱい・・・
宮田のペニスにほぐされて柔らかくなった性器は佳美の指を滑らかに中に導いた。
ぐちゅ、くちゅ・・・・
中に出された後に自分の指を入れてセックスの余韻に浸るのが好きだった。彼の身体から出されたばかりの精液の温かさを確かめ、二人の体液を混ぜる。
一度宮田の前で指を入れたら、満足していないのかと叱責されたので、彼の前ではできない。今日みたいに先にシャワーを浴びるか、寝てしまったときにする佳美のささやかな楽しみだった。
人差し指と中指に絡みつく二人の体液がたまらなく愛しい。
ああ・・・ずっと、ここがあの人のモノで一杯になれば・・・
ヴゥゥン・・・
テーブルの上の携帯が震えていた。間歇的に震えるソレは誰かからの着信を知らせていた。
誰?まさか・・・奥さん?
しばらくすれば鳴り止むかと思っていたが、携帯は振動し続けた。佳美は精液で濡れた指先をティッシュで拭い、表示を見た。
「着信 祐美」
手が震えるのはバイブの振動のせいだけではなかった。
え・・・どうして奥さんから・・・
宮田に伝えるべきか、いや、どちらにしろシャワーから出てくれば着信があったことに気づく。なら、今電話に出たほうが疑われないかも・・・
「・・・宮田さん・・」
浴室のドアを開けると、ちょうど宮田はタオルで身体を拭いていた。
「ああ、佳美、遅いよ。のぼせそうだったから・・・え?何、電話?」
宮田は佳美から携帯を受け取ると、通話ボタンを押した。
「あ?祐美?なんだよ、今日は接待で遅くなるって言っただろ?」
会話の内容は気になったが、傍にいてずっと聞いているのも気まずかった。浴室の前から部屋に戻ろうと背を向けたとき、宮田が大声をだした。
「え?なんだって?大丈夫か?・・・駄目だ、今すぐ救急車呼べ!すぐ帰るから・・・ああ、わかった。いいか、落ち着けよ・・・うん、連絡してくれ」
宮田は焦ったように部屋にもどり、服を着始めた。
「あ・・・宮田さん・・・」
服を着た宮田は財布から紙幣を何枚か取り出すと、佳美の手に握らせた。
「すまない、先に出る。これで支払っといてくれ」
「どうしたの?何かあったの?」
宮田の目はもう佳美を見てはいなかった。変な動悸がする。嫌な予感。聞いてはいけないのに、佳美の口開いてしまった。
「奥さんに何かあったの?教えて!」
宮田の腕をつかんだ。さっきまで流した汗がまだ乾いていないシャツだ。
「・・・出血したらしい・・・お腹に、子供がいるんだ・・・」
また、連絡する、と言い残して宮田は出て行った。
ラブホテルの一室に一人残された佳美は、しばらくその場に立ち尽くしドアを眺めていた。破れたストッキングを白い体液が一筋、垂れた。
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