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官能小説もどき

フルタイムで働きながら官能小説家としてデビューも狙っているかみやなぎです。ひとまずの目標は毎日更新です。

「三姉妹 長女 美登里11」

その時、リビングのドアが開いた。和也だ。

 「おじちゃ~ん、ママは?」

 和也からはソファの背もたれで、乱れた服で横になっている美登里は見えなかったのだ。

 「え?ああ、ママは・・・」

 「どうしたの?和也?」

 服を整えた美登里が起き上がり、和也のもとへ歩いていった。下着とストッキングが床に投げ出されている。

 「・・・おしっこ・・・」

 「そう、じゃあ、一緒に行きましょうね」

 和也の手を引いて、リビングを出る美登里の脚には、辰夫が放った精液が一筋垂れていた。


 

 「で、服借りてきたの?」

 見慣れないスウェットが洗濯機にあったので、案の定、帰宅した佳美に問い詰められた。

 コーヒーを零していたが、車だったしそのまま帰ると言ったのだが、美登里は辰夫のズボンを指差して言った。

 (コーヒーじゃ、ないのも付いてるから・・・)

 フェラしたときの美登里の唾液か、挿入したときの美登里の愛液かがズボンのベルトやファスナー部分を濡らしていたのだ。将彦の着ていない服があるからと貸してくれたのだ。辰夫の服は和也が吐いて汚してしまったということにして、美登里が洗ってくれるそうだ。

 「和也君、調子悪かったのね・・・」

 美登里の家で着替えたことを不審に思われるかと思った辰夫は、和也の心配をする佳美の言葉を聞いてほっとしていた。

 「子供がいてるとお母さんは大変だな、って今日数時間見ているだけでも感じたよ。美登里さんはよくやってるね」

 ふ~ん、と佳美は言っていたが、あまりわかってないだろうな、と辰夫は思った。

 「そんなの聞くと、ますます子供作ることに躊躇しちゃうなあ・・・あ、おねえちゃんからだ」

 佳美の携帯に電話がかかってきた。

 「うん、うん。和也君大丈夫?・・・服は、いつでもいいよ~」

 電話の内容に聞き耳を立てながら、今日の乱れた美登里を思い出した。

 あんなに感度いいのに旦那の将彦さんは道具使うんだなあ・・・もしかして早漏?だから美登里さん、満足していないのか?

 と、夫婦生活を勝手に想像していた。

 でも、もう家に行くにはやめたほうがいいだろう。相手は義理の姉だ。なにかの拍子でばれたら佳美とは別れるだろうし、姉妹の関係も壊すことになりかねない。

 「辰夫君、お姉ちゃんが今日はありがとうって」

 電話を切った佳美が言った。

 そうか、と返事をしようとしたら佳美が続けた。

 「また、お願いしますって」

 ええ?驚いて妻の顔を見た。

 「ほら、私は土日仕事が多いから、そんなときにまた来て欲しいって・・・だいぶ助かったみたいね、お姉ちゃん」


 まあ、将彦さんがいないからね~、私が行ける時は行くけど、駄目な時は辰夫君にまたお願いするかもしれないから、よろしくね、と言いながら佳美は部屋を出て行った。

 お願いしますって・・・

 また、あの身体を抱けるかもしれない・・・と考えると、履き替えたばかりの下着の中で、数時間前に美登里の中に入ったいたモノがムクムクと大きくなり、またシミを作りそうになっていた・・・・
 

 
 
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長女 美登里編は今回で終わりです。

次回は 次女佳美か、三女かどちらから始めようか悩み中です。



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